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ダウン症児の訪問PTって何するの?家で療育なんて意味あるの?と思っていた私がおすすめする理由

ダウン症児の訪問PTって何するの?家で療育なんて意味あるの?と思っていた私がおすすめする理由

我が家では、生後7か月頃から訪問PT(理学療法)を利用しています。

週1回、45分間。

最初に訪問看護師さんへ療育について相談したときに、

「うちで訪問PTもできますよ」

と教えていただいたことがきっかけでした。

訪問看護についてはこちらの記事で詳しく書いています。

ただ、正直に言うと私は最初あまり乗り気ではありませんでした。

「家で療育なんて本当に意味あるの?」

「専門的な施設や器具がある場所のほうが効果が高いんじゃない?」

そんなふうに思っていたからです。

さらに、同じダウン症児を育てる親御さんと交流したい気持ちもありました。

だから当初は、

「家でやるPTってどうなんだろう?」

という気持ちの方が強かったです。

ですが今は、

訪問PTを始めて本当に良かった

と思っています。

今回は、我が家の訪問PTについて紹介したいと思います。

目次

訪問PTを始めた頃の娘の発達状況

訪問PTを始めた頃の娘は、

  • 首すわり〇
  • 寝返り〇
  • 寝返り返り〇
  • ずりばい×
  • お座り×

という状態でした。

寝返りはできるけれど、自分で移動したりお座りしたりすることはまだ難しい時期でした。

訪問PTって何をするの?

我が家の訪問PTは毎回こんな流れです。

①体調確認

まずは体調や最近の様子を確認。

「最近できるようになったことありますか?」

など、親からの話を聞いてくれます。

②遊びながらリハビリ

その後は遊びを中心に進みます。

正直、私が想像していたような専門機器は出てきません(笑)。

むしろ、

「え、遊んでるだけじゃない?」

と思うくらい自然です。

でも実際には、その遊びの中にたくさんの工夫が詰まっています。

例えば、

  • 仰向けで足をつかむ練習
  • 足で床を蹴る練習
  • 足にボールをつけて取る練習
  • 足への刺激入れ
  • お座りの練習
  • お座りしながらおもちゃを持つ練習
  • うつ伏せで片手支持しながら反対の手で物を取る練習

など。

一つひとつに意味があるそうですが、親の私は毎回

「なるほどー!」

と感心しています。

③家でできることを教えてもらう

最後に、

「家ならこんな遊び方もできますよ」

と教えてもらいます。

宿題やノルマはありません。

「次までにこれをやってください」

というプレッシャーもありません。

私は正直、思い出したときにやる程度です。

それでも全く責められません(笑)。

PTさんが持ってきてくれたおもちゃ

印象的だったのは、

  • 洗濯板にビーズを付けた手作りおもちゃ
  • R-1容器を使った手作りガラガラ
  • スイッチを押すと動くアンパンマンのおもちゃ
  • オーボール

など。

高価な療育グッズばかりではありません。

むしろ、

「家にあるものでも十分できるんだ」

という発見の方が大きかったです。

一番驚いたのは「体の使い方」を教えてくれること

訪問PTで一番印象的だったのは、

娘ができないことを無理やり練習する場所ではないということです。

むしろ、

娘が持っている力を引き出してくれる場所

という印象です。

例えば娘は、以前はダウン症特有の柔らかい体を使って開脚しながら体勢移動をしていました。

ところがPTで体の使い方を教えてもらった後、

お座りの状態から斜め前に手をついて自然にうつ伏せへ移行できるようになりました。

親から見ると、

「昨日までやってなかったのに!」

という感じです。

もちろん全てがPTのおかげとは言えません。

でも、

できる力はあるのに、やり方を知らなかっただけ

ということは意外と多いのかもしれないと思いました。

訪問PTを利用して良かったこと

家の環境でできる療育が分かる

これは本当に大きいです。

訪問PTを始める前は、

「家より専門施設のほうが効果があるのでは?」

と思っていました。

でも実際は逆でした。

娘が一番長く過ごす場所は家です。

だからこそ、

家の環境でできることを教えてもらえるメリットはとても大きいと感じています。

親が気づかない成長を見つけてくれる

PTさんは本当によく見ています。

親なら見逃してしまうような小さな成長も、

言葉にしてたくさん教えてくれます。

そして、とにかく褒めてくれます。

できないことではなく、

できていることに目を向けてくれます。

「〇〇ちゃんは呑み込みが早いですね」

「すぐできるようになりますね」

そう言ってもらえるたびに、

親の私までうれしくなります。

もしかしたらみんなに言っているのかもしれません。

それでもやっぱりうれしいものです(笑)。

PTのたびにできることが増えている気がする

娘は教わったことを比較的すぐ試すタイプです。

だから余計に感じるのかもしれませんが、

訪問PTの後は

「なんだかできることが増えたな」

と思うことがよくあります。

1歳0か月時点では、

  • ずりばい〇
  • 一人座り〇
  • ハイハイ×
  • つかまり立ち×

という状況です。

もちろん発達のスピードは子どもそれぞれ。

でも娘なりに少しずつ成長していることを実感しています。

デメリットはある?

あります。

  • スケジュール調整が必要
  • 家を片付けたくなる
  • 人が来るので少し気を遣う

このあたりは訪問看護と同じです。

ただ私の場合は、

今ではほとんど気にならなくなりました。

外出準備も不要。

雨の日も関係なし。

待ち時間もなし。

直前までお昼寝していてもOK。

それを考えるとメリットの方が圧倒的に大きいです。

訪問PTを迷っている方へ

もし訪問PTを勧められて迷っているなら、

私は一度試してみることをおすすめします。

私自身、

「家で療育なんて意味あるの?」

と思っていた側の人間でした。

でも今は、

家だからこそできる療育があると思っています。

何より、

普段の遊びの中に療育の要素を取り入れられるようになるのが大きいです。

特別なことをするのではなく、

いつもの遊びが少し変わる。

その積み重ねが娘の成長につながっている気がしています。

そして親自身も、

「こんなことができるようになったんだ」

と子どもの成長を再発見できます。

我が家にとって訪問PTは、

療育であると同時に、親子の自信を育ててくれる時間にもなっています。

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